四日市市81人感染 5日連続で今年最多更新 新型コロナ

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 四日市市は1月23日、市内で10歳未満から90代の男女81人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染者数は5日連続で今年最多を更新。市内の感染者数は延べ4400人となった。

 市保健所によると、年代別内訳は、10歳未満8人、10代5人、20代23人、30代19人、40代8人、50代5人、60代6人、70代4人、80代2人、90代1人。3人が無症状、その他は軽症から中等症で、40人は感染経路がわかっていない。県外在住者も1人含まれている。

 感染者の7割近くを30代以下の若い世代が占めるが、保健所の担当者は「高齢者にも広がりつつある」と危機感を示す。また、10代と20代の男性4人が県外事例として発表された。

 市内の1月17日から23日までの1週間の感染者は計402人で、前週(同10日から16日=計201人)と比較し2倍に。人口10万人当たりの感染者数は129・68人で、国指標のステージⅣ(感染爆発)相当(25人以上)を大幅に上回る状態が続いている。