三重県と四日市市は1月2日、同市在住者(年齢、性別、職業非公表)と県内在住の70代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の新規感染者確認は2日連続で、前週の同じ曜日と比べ2人増。感染者は延べ1万4823人となった。
発表によると、感染した四日市市在住者は、26日に陽性となった海外渡航歴のあるオミクロン株感染者の同居家族。27日の検査で一度陰性が確認されていたが、30日からのどに違和感があり、定期検査の結果、1月1日に陽性が判明した。濃厚接触者は確認されていない。県では、ゲノム解析でオミクロン株かどうかなどを調べる。
70代会社員男性は、無症状だが別の病気で県内の医療機関を利用。検査の結果、31日に陽性が判明した。行動歴などから感染経路はわかっていないといい、調査を進めている。濃厚接触者は同居家族2人と友人3人。
2日現在、県内の入院患者は前日から2人増加し6人、病床使用率は1・3%。