日本で「お墓」と言えば、縦長の石を建てたものが一般的なイメージでしょうか。
遺骨を収めて故人を弔うところがお墓で、その目印となるものが墓石です。墓石の形に規定はありません。故人やご家族の希望があれば、丸いものや三角のものも作れます。彫る文字の形や色も選べますし、絵や柄を入れるのも自由です。とはいえ、宗教、宗派や墓地によってデザインが決まっているところもあります。
お墓のあり方も変わってきました。少子高齢化や引越し等で、お墓じまいの相談も増えています。お墓を撤去することは、お骨を別の形で供養するということです。永代供養、散骨など選択肢がそれほど無いため、どうするのが良いか、親族が集まる時に相談するのも良いでしょう。