四日市市は開催を見合わせている「2020東海・北陸B-1グランプリin四日市」と市のシティプロモーション映像「必見 四日市」とのコラボレーションで制作された漫画動画と東海ラジオで放送されたラジオドラマ「聴く漫画 さすらいのこにゅうどうくん」をコミック化、今月5日から市内の小学校へ寄贈を始めた。【浜田小学校を訪問しコミックを児童に手渡す森市長とこにゅうどうくん=四日市市北浜田町で】
コミックのタイトルは「必見 四日市×東海・北陸B-1グランプリ そこはかとなく味わい深いB~さすらいの翔~」。必見四日市に登場する「さすらいの翔」と町娘「ナユ」が妖怪の「こにゅうどうくん」と出会い、東海・北陸B-1グランプリに出展予定だった16団体の街を訪問。さまざまな人物やご当地グルメとなどと出会っていくという物語になっている。
コミックの寄贈では11月5日から、四日市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」のラッピングがされた市のイベント専用車両で、こにゅうどうくんと一緒に各小学校を職員らが訪問している。11月9日には、浜田小学校(北浜田町)に森智広市長とこにゅうどうくんが訪問し、コミック本を児童の代表へ手渡した。
森市長は「開催は見合わせているイベントを待っていてねという思いもあります。四日市をより好きになってもらい、皆で読んでほしい」と話し、受け取った児童の代表は「このコミックを受け継いでいって、四日市を知らない人にも読んでほしいです」と話していた。