三重県は9月23日、県内男女33人(四日市市発表分8人含む)が新型コロナウイルスに感染し、入院していた90代女性が死亡したと発表した。県内の感染者は延べ1万4519人、死亡が確認されたのは159人となった。
発表によると、四日市市を除く感染者の市町別内訳は、松阪市8人、津市5人、名張市、鈴鹿市、桑名市各3人、鳥羽市2人、菰野町1人。入院患者は前日から22人減の129人、重症者は2人減の9人で、県内の病床使用率は25・4%、重症者用は16・4%となっている。
松阪市の20代会社員女性は21日から発症。濃厚接触者として検査していた10歳未満の未就学女子、特別支援学校の10歳未満の男児、30代会社員女性、30代無職女性、50代会社員女性、60代無職男性計6人の同居家族が陽性となった。
名張市の80代男性と90代女性は、20日に陽性が判明した30代医療関係従事者女性が勤務する介護福祉施設の入所者。この他に、女性の接触者として調査を進めていた残り183人は結果判定中。
同市では他に、医療関係従事者の40代女性も感染。22日まで出勤があり、現時点で同居家族の濃厚接触者2人と職場関係の接触者11人が特定されている。