【続報】三重県内109人感染 伊賀市の企業で新たなクラスター 新型コロナ

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 三重県は9月6日、四日市市発表分24人を含む県内男女108人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。伊賀市の企業では、名張市の従業員21人が新たに感染し、県内108事例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ1万3523人となった。

 発表によると、四日市市以外の感染者の居住地別内訳は、名張市22人、鈴鹿市15人、津市9人、桑名市7人、伊賀市6人、伊勢市5人、亀山市、東員町各4人、松阪市、明和町各3人、川越町、度会町、県外各2人、菰野町、紀北町各1人。入院患者は前日から10人増えて323人となり、県内の病床使用率(確保病床467床)は過去最高の69・2%、うち重傷者用は55・6%となっている。

 クラスターが発生した伊賀市内の製造業では、名張市の20代から30代の従業員21人が感染。29日に陽性となった40代従業員男性の接触者調査を進めていたところ、これまでに伊賀市と県外で各1人、名張市10人の感染が判明していた。同企業では、検査対象となる従業員220人のうち、71人の検査が終了し、陽性33人、陰性38人、判定待ち1人となった。県は残り148人の検査を進める。名張市内ではこの他に、10代男子高校生1人の陽性も確認されている。

 伊賀市では、20代会社員男性4人、40代会社員女性、60代無職女性が、既に判明している感染者の濃厚接触者として陽性となった。20代会社員男性のうち3人は、2日に陽性となった20代男性の職場関係者だった。

※9月6日午後5時57分追記