四日市44人感染 グループホームのクラスターで新たに4人陽性

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 四日市市は9月4日、市内に住む10歳未満から80代の男女43人と亀山市居住で四日市市内のホテルに滞在していた50代施設職員男性1人の計44人が新型コロナウイルスに感染し、重症で県内の医療機関に入院していた60代男性が死亡したと発表した。同市内の感染者は延べ3396人、死者は20人。県内の感染者は延べ1万3160人、死者は137人となった。

 発表によると、年代別では、10歳未満1人、10代2人、20代10人、30代5人、40代9人、50代8人、60代6人、70代2人、80代1人。44人中23人が濃厚接触者または同居家族だった。

 107例目のクラスター(感染者集団)が発生した、障害者が入所する市内のグループホームでは、新たに4人(亀山市居住の施設職員1人と入所者3人)の陽性が判明した。このクラスターの陽性者数は計14人になった。

 市内の8月29日から9月4日まで1週間の感染者は、計531人。前週比増加率は60%、人口10万人当たりの新規感染者数は171・3人で、国の指標で「ステージ4」(感染爆発段階)を示す25人を大きく超える水準。