四日市市は8月22日、同市内に住む10歳未満から70代の男女94人が新型コロナウイルスに感染、50代男性が死亡したと発表した。1日の感染者は前日の101人に次ぐ過去2番目に多い数で、同市内の感染者は延べ2097人、死亡者は16人となった。
発表によると、新規感染者の年齢別内訳は、10歳未満6人、10代13人、20代26人、30代19人、40代18人、50代9人、60代2人、70代1人。20代から40代の感染者が全体の半数以上を占め、28人が同居家族、9人が濃厚接触者だった。
同市立四日市病院に勤務する看護師1人(20代女性)の感染も確認され、看護師が勤務する病棟の消毒や職員及び入院患者に対する検査を行い、病棟の新規入院を停止している。
市内の8月16日から22日まで1週間の感染者は計501人。前週比増加率は262%、人口10万人当たりの新規感染者数は161.6人で、国の指標で「ステージⅣ」に相当する「感染爆発段階」を示す25人以上を6倍も上回り、最も高い水準となった。