発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市28人、津市24人、鈴鹿市22人、桑名市16人、名張市、菰野町、松阪市9人、亀山市7人、伊賀市、伊勢市5人、明和町、いなべ市4人、東員町、県外2人、志摩市、川越町各1人。県内の確保病床436に対する使用数は242で、使用率は55・5%。うち重症者用は、確保病床50に対し使用数は12、使用率は24%となっている。
四日市市の10歳未満の小学生と保育園女児2人を含む男女4人は、7日に陽性が判明した30代自営業女性の同居家族。同市の企業と別の企業が実施した点検作業で発生したクラスターでは、20代と30代の会社員男女の陽性がそれぞれ判明した。
これまでに5人の感染が確認されていた県内の企業では、新たに鈴鹿市の20代男性が感染し、県内98事例目のクラスターに認定された。同企業では、検査対象の従業員49人のうち30人の検査が終了。陽性6人、陰性24人、判定待ちが3人となり、残り16人の調査を進めている。
伊賀市では、12日に陽性が判明した10代男子高校生の同居家族の20代会社員男性と10歳未満の未就学男児、20代会社員男性、県外に通学する20代学生、福祉施設職員の50代女性が感染。50代女性は感染可能期間に出勤はなく、施設関係など濃厚接触者は確認されていない。
名張市では、店舗従業員の20代男性が感染し、濃厚接触者として調査していた20代と30代の店舗従業員男性4人の陽性も判明した。同市では他に、団体職員の40代女性、10代会社員男性、10代男子中学生、70代アルバイト従業員の女性の感染も確認されている。
また、県は新型コロナの症状で入院していた70代と50代の男性2人が死亡したと発表した。死亡が確認されたのは116人となった。
※8月13日午後6時28分追記