三重県は8月5日、県内で10歳未満から60代の男女57人(四日市市発表分15人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ6029人となった。県内の確保病床436に対する使用率は40・8%(使用数178)と、今年5月23日以来74日ぶりに40%を超えた。
発表によると、感染者の市町別内訳は、津市15人、四日市市13人、鈴鹿市6人、桑名市4人、亀山・松阪・尾鷲市が各3人、朝日・菰野町と県外が各2人、いなべ・伊勢・志摩市と東員町が各1人。重症者用の病床は、確保数50に対し使用率6%(使用数3)となっている。
7月24、25日に県外訪問歴のある亀山市の女子高校生は、同居家族1人と友人8人が濃厚接触者、友人3人が接触者に。同24日と8月1日に習い事(屋外スポーツ)のため県外を訪れていた津市の男子中学生は、同居家族3人と習い事関係者15人が濃厚接触者となっている。
県内の医療機関に勤務する朝日町の40代女性(看護師)は、同居家族3人と知人6人が濃厚接触者、知人5人と職場関係者6人が接触者に。この女性の同居家族の女子高校生も陽性が確認された。
7月31日と8月1日に県外訪問歴がある東員町の50代男性(職業確認中)は、同居家族1人が濃厚接触者、職場関係者7人が接触者として特定されている。
7月30日に陽性が判明した松阪市の60代女性の濃厚接触者として検査を受けた職場同僚の50代男性と40代女性(いずれも会社員)は、ともに無症状ながら陽性と確認された。
8月2日に陽性が確認された津市の30代男性の濃厚接触者だった友人3人(いずれも同市の30代男性)も陽性と判明した。
※8月5日午後6時43分追記