四日市市は8月2日、市内に住む保育園児から50代の男女18人が、新型コロナに感染していることが新たに判明したと発表した。市内の感染者は延べ1314人、三重県内は延べ5817人となっている。
発表によると、18人は全員が濃厚接触者として検査を受け、感染が確認された。18人中16人が家族内で感染が広がったとみられる。
30代の医療従事者の女性は、市内の医療機関に勤務。7月30日に発表のあった30代の女性と食事をしていて、濃厚接触者として検査を受け、感染が確認された。親族1人、知人1人、職場関係者1人が濃厚接触者に、接触者に職場関係者6人が特定された。医療従事者の女性の濃厚接触者として同居する家族に検査をしたところ、子ども3人に感染が確認されたという。
また、7月30日に発表のあった30代の女性に関して、同居する家族で濃厚接触者として検査を受けた、保育園児から中学生の女性の子ども6人にも感染が確認された。
同市内の感染状況は7月26日から8月1日の1週間で69人、前週比増加率は164パーセント、人口10万人当たりの感染者数は22・3人で、国の指標で「ステージⅢ」の感染急増段階が続いている。同指標では、10万人当たりの新規陽性者数が25人以上でステージⅣの感染爆発段階となる。