三重県は7月13日、四日市市の女性2人含む県内男女10人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。市町別内訳は、津市が5人、桑名市と四日市市が各2人、鈴鹿市が1人。県内の感染者は延べ5358人となった。
発表によると、四日市市の50代自営業女性は、6月28日から7月1日、5日、9日に出勤。3日と6日、10日には市内の運動施設を利用していた。濃厚接触者は同居家族5人と親族1人。同市では他に、3日に発症した70代男性の同居家族の70代女性も陽性となった。
津市の10歳未満の男児と10代男子学生、40代会社員男性の3人は、7日に陽性となった30代会社員女性の同居家族。男児は9日まで登校があり、学校関係の濃厚接触者3人を調査中。他2人は行動歴などから濃厚接触者は確認されていない。
桑名市では、県外に勤務する60代会社員男性が感染。6月28日から7月2日、5日に出勤、6日から8日に出張があった。9日から13日には別居親族宅へ滞在しており、親族1人が濃厚接触者として特定されている。同市の30代会社員男性は、感染者のいなべ市の男性と3日と4日に会話をするなど接触があった。
鈴鹿市の40代会社員男性は、10日に陽性となった四日市市の30代職場同僚男性の接触者。現時点で特定されている濃厚接触者は同居家族3人。