四日市市は5月22日、10歳未満から70代までの男女11人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。市内の感染者は延べ973人、県内では同4667人となった。
陽性者の同居家族で、市内の保育施設に通っている女児は無症状だが、濃厚接触者として検査を受け、陽性と判明。園児20人と職員2人が濃厚接触者に、職員4人が接触者として特定され、今後検査が行われる予定。
市外の感染者の濃厚接触者として検査を受けていた友人の家族の小学生男児は、同居家族3人以外にも、10から14日、17日に利用した市内施設の関係者13人、学校関係者40人が接触者調査の対象となっている。
市内の専門学校に通う10代女性は、5月上旬に友人と市外への行動歴があり、10から14日、17、18日に登校。宿泊をともにした親族3人と、学校関係者40、50人ほどが調査対象となる見込み。
県外の大学に通う10代女性は、岐阜県で確認された感染者の友人で、11日に食事をともにしていたことから、濃厚接触者として検査を受けていた。濃厚接触者は同居家族3人。
市内の建設業に勤務する30代男性は、10日から15日まで名古屋市内の現場に出勤し、同居家族3人と職場関係者4人が接触者調査の対象となっている。
市内の感染状況は、新規陽性者数が5月16日から同22日の期間に82人で、前週比の増加率は84%、人口10万人当たりの新規陽性者数は26・5人で、国の指標相当では依然として、感染爆発段階を示す「ステージⅣ」となっている。