四日市市は4月28日、市内に住む幼稚園児から60代の男女17人が新型コロナに感染していることが新たに判明したと発表した。同市内の感染者は延べ686人、三重県内では延べ3619人となっている。
発表によると、市内の私立幼稚園では、50代女性教諭に感染が確認されたことから、職員や園児らに検査を実施。40代女性教諭と園児4人に感染が確認され、県がクラスター(感染者集団)に認定するとみられている。
また、クラスターが発生した社会福祉法人「聖母の家」が運営する障がい児福祉施設では、新たに60代女性の感染が確認された。女性は一度目の検査では陰性だったが、発熱の症状が出たため再検査をし感染が確認された。同施設の感染者は計36人となった。
四日市市保健所によると、4月22日から28日の1週間の感染者数は138人で、前週と比べ増加率は226パーセント。人口10万人当たりでは44.5人となり、国の指標では感染爆発段階のステージⅣとなっている。