四日市市教育委員会はこのほど、インターネットやさまざまなメディアから得られる様々な情報を正しく見分け、情報を読み解く力を児童や生徒が身に着けてもらおうと、リーフレット「メディア・リテラシーと人権」を作成し、市内の小中学生や教職員に配布した。デマ」やうわさに流されないためや、いじめや差別をなくす自分になるための学習に活用される。
リーフレットは小学校版と中学校版の2種類。小学校版では「友だちを大切にするインターネット(SNS)とのつき合い方」でA4版で4ページ。中学校版は「誰かを傷つけないためにできること」でA4版で8ページ。小学生約1万5500人、中学生約7900人、教職員約1800人や人権センター内の関係部局や教育委員会内に配布される予定だという。
小学校版では「インターネットでできること」を良いことと悪いことの対比で説明。インターネットだけでなく、毎日の生活を振り返ることの大切さなども記されている。中学校版では中学校のインターネットの利用状況を使用機器や利用時間などの調査結果を紹介。主なSNSの特徴なども掲載している。
今後は、小学校では3年生を中心に、1年生から6年生で発達段階に応じて、中学校では2年生を中心に、リーフレットを活用して学習をすすめていくという。