三重県は4月12日、四日市市発表分9人を含む県内18人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は3千人を超え、延べ3011人となった。
発表によると、津市の10代と40代女性、鈴鹿市の40代女性の3人は、9日に陽性が判明した県警本部に勤務する20代警察官女性の濃厚接触者。鈴鹿市の女性は同じ部署で勤務する職場関係者で、津市の2人は同居家族だった。10代女性は9日まで消防学校の研修に訪れており、県は研修関係の濃厚接触者2人と接触者69人の検査を進める。
伊賀市の40代会社員女性は、10日から39度台の発熱や咽頭痛などの症状が発生。県外への訪問や県外の人との接触はなく、詳しい感染経路は調査中。女性は9日まで出勤しており、濃厚接触者として同居家族4人と職場関係者1人が特定されている。
同市では、県外に勤務する60代会社員男性も感染。9日まで出勤しており、8日には別居家族と介護施設を訪問していた。施設入所者との接触はなく、濃厚接触者は同居家族3人、接触者は別居親族2人と介護施設職員2人。
鈴鹿市の10代女子学生は、3月下旬に県外を訪問。9日まで登校しており、7日と8日には友人と会話をするなど接触があった。濃厚接触者は同居家族3人と友人1人、接触者は学校関係者6人。
この他にも、桑名市の50代会社員男性と菰野町の50代女性、鈴鹿市の50代パート従業員の女性も感染した。