四日市市は4月8日、同市内に住む10代から30代の男女8人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。同市内の感染者数は延べ427人、三重県内の感染者数は延べ2904人となった。
発表によると、10代の女性は市内の中学校に通う女子中学生。家族3人が濃厚接触者、接触者に親族3人、学校関係者5人が特定されている。学校の休校措置などはないという。
30代の会社員男性は名古屋市のサービス業に勤務。仕事で岐阜県を訪れていた。家族1人、友人ら3人、職場関係者1人が濃厚接触者に特定されている。30代のアルバイト女性は4月6日に39度の発熱、せき、全身倦怠感などの症状が出現していた。現時点で特定されている濃厚接触者、接触者はいないという。
30代の会社員男性は市内の製造業に勤務。同じ会社の社員が感染したため自主的に検査を受け感染が確認された。男性の勤める会社では数日に続き感染者が確認されているため、四日市市保健所では300人規模の検査を進めているという。
30代の派遣社員男性は4月4日に39度の発熱、頭痛、関節痛の症状があった。現時点で特定されている濃厚接触者は家族1人。
20代のパート従業員女性は4月6日に発表された30代の会社員男性の妻。濃厚接触者として検査を受け、感染が確認された。30代の無職の女性は、4月6日に感染が発表された30代の会社員男性の妻で濃厚接触者として検査を受け、感染が確認された。
20代の男子大学生は市外の県内大学に通う。4月4日に倦怠感の症状、6日に37度4の発熱があった。3月29日に大学の行事に参加、4月2日に登校するなどしていた。友人5人が接触者に特定されている。