「追分 あすな」等身大パネルがお迎え 四日市あすなろう鉄道

1321

 株式会社トミーテック(本社 栃木県)が展開する「鉄道むすめ」シリーズで、四日市あすなろう鉄道初のキャラクターとして登場した「追分 あすな」の等身大パネルが4月1日から、あすなろう四日市駅(四日市市安島)に設置され、話題となっている。【あすなろう四日市駅改札内に設置された「追分あすな」の等身大パネル=四日市市安島で】

 「追分 あすな」は駅係員という設定で、名前の由来は追分駅とあすなろう鉄道から名付けられた。「誰でも好かれる元気な駅員さん」「趣味はスポーツ観戦」などがプロフィールとして公開されている。また、東海道の歴史を巡る散策も趣味で、東海道と伊勢街道の分岐点「日永の追分」や「内部の杖衝坂」あたりがお気に入りのスポットとされている。駅ホームのトリックアートの隣に設置され、スマートフォンのカメラで撮影する人もいる。

  4月1日からは、クリアファイルやトートバック、キーホルダーなどのオリジナルグッズも同時に販売が開始された。同鉄道は、日本国内に3路線しか残っていない線路幅が762ミリの「ナローゲージ」。同社では「追分あすな」を通じ、鉄道ファン、幅広い人に知ってもらい、利用促進と認知向上につながることを期待している。