三重県は3月17日、津、桑名、松阪の3市で男女計6人の新型コロナウイルス感染が判明し、入院していた80代男性が死亡したと発表した。6人はすでに判明している感染者の接触者と濃厚接触者で、県内の感染者は延べ2618人、死亡が確認されたのは65人となった。
発表によると、津市の県運転免許センターの県交通安全協会で勤務する40代女性は、15日に陽性が判明した女性の職場同僚。無症状だが16日に接触者として検体採取をしたところ陽性が判明した。15日まで出勤しており、濃厚接触者は同居家族3人と職場同僚1人、接触者は職場同僚7人。
桑名市では50代男女2人が感染。男性は13日に陽性となった四日市市の30代男性が勤めるサービス業の店舗を同日に利用。15日から寒気の症状が発生し検査の結果、翌日に陽性が判明した。女性は14日に陽性となった30代男性の接触者。男性が勤務する店舗を13日に訪れており、無症状だが県内の医療機関に入院している。
松阪市では、20代の男女2人と30代の男性1人が感染。20代パート従業員の女性は、12日に陽性が判明した別居家族が9日に自宅を訪問していた。20代会社員男性は12日に陽性となった60代男性の職場同僚で、30代男性は11日に陽性となった50代女性の同居家族。