三重県は2月25日、10代から60代の男女5人(四日市市発表分2人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内の感染者は延べ2501人となった。
県によると、5人の市町別内訳は、四日市市と亀山市が各2人、朝日町が1人。
朝日町の60代男性は市立四日市病院の入院患者で無症状。他の病院への転院時の検査で陽性が判明した。同病院では1月下旬にクラスター(感染者集団)が発生し、職員と入院患者計16人の陽性が判明。最後に陽性者が確認された2月5日から2週間以上が経っているが、県は男性が病院内で感染したとみており、関連を調べている。同病院は男性が入院していた病棟の新規入院と退院を中止すると発表した。
亀山市の20代男性と10代女性は同じ職場で勤務。家族や職場関係者の接触者調査を進める。