四日市市は1月19日、同市内に住む10代から80代の男性5人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。市内の感染者は延べ269人、三重県内では延べ1805人となった。
発表によると、80代の男性は1月16日に頭痛や食欲不振があり、同18日に市内の医療機関で検査を受け感染が確認された。昨年末から今月2日に奈良県の親族宅に宿泊していたという。
30代の会社員男性は市外の製造業に勤務。1月14、15日にのどの痛みやせき、鼻汁、倦怠感が出現、1月17日の夜に38度9の発熱があり、18日に市内の医療機関で検体を採取し感染が確認された。1月15日に市内の親族が自宅を訪問、17日には市内で友人と食事をしていた。家族5人と親族1人、友人3人、職場関係者1人が濃厚接触者に特定されている。
70代の男性は1月8日に感染が確認された男子大学生の同居する祖父。濃厚接触者として受けた8日の検査では陰性だったが、1月18日に38度8の発熱、息苦しさ、倦怠感があり、市内の医療機関で2回目の検査を受け感染が確認された。
60代の会社員男性は市内の建設業に勤務。1月9日に37度1に発熱、鼻汁やのどの痛みがあり、1月12日に解熱したものの、15日38度の発熱や軽度の息苦しさが出現。18日に市内の医療機関で検査の結果、感染が確認された。年末から1月4日に関東地域の実家に宿泊していたという。現時点で会社関係11人が接触者に特定されている。
10代の男子中学生は1月17日感染が確認された男子高校生の弟。濃厚接触者として18日に検査を受け、感染が確認された。1月16日に習い事へ通っていて、濃厚接触者は習い事関係で4人が特定されている。