三重県は1月6日、伊賀市1人を含む県内で計33人(四日市市発表分5人含む)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日の感染者数としては前日の30人を上回り、2日連続で過去最多を更新した。県内の感染者数は延べ1402人となった。
県によると、33人の内訳は桑名市9人、津市8人、四日市市5人、鈴鹿と松阪の各市3人、川越町が2人、いなべと伊賀市、木曽岬町が各1人。うち14人が詳しい感染経路が分かっていない。
川越町では四日市市立羽津北小学校に勤務する60代男性教員の感染が判明。同小の職員40人と児童29人を検査する。
津市では市役所勤務の60代女性職員の感染が判明。同市によると、本庁の同じ部屋で執務した同僚4人を自宅待機とした他、業務で訪問した市立保育園を1月6日と7日、臨時休園にした。
東京から津市の実家に帰省した人の感染も判明し、年末年始をともに過ごした未就学児から60代までの別居家族、親族の男女計4人に感染が広がった。
伊賀市の40代会社員男性は3日に頭痛などの症状が現れ、検査の結果陽性が判明。昨年12月20日から29日まで県外出張、30日に県外の店で友人3人と飲食をともにしていた。
※1月6日午後7時25分追記