三重大生8人感染 食事会でクラスターも 県内12人

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 三重県は12月28日、三重大学(津市)の学生8人を含む10代から50代の男女12人(四日市市発表の2人含む)が新たに新型コロナウイルスに感染し、学生同士の食事会で新たなクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。県内の感染者は延べ1237人となった。三重大関係のクラスターは3例目。

 県によると、感染した三重大生8人のうち7人は25日に陽性が判明した男子学生と接触があった。うち10代男女5人は24日に県内の飲食店で開かれた食事会に参加しており、県はここでも感染が広がったとみて23事例目のクラスターに認定した。県は食事会に参加した他の学生3人も検査を進める。20代の男女3人も、学生同士の友人間で感染が広がったものとみている。

 桑名市では県外の訪問歴があった30代会社員男性が感染し、職場関係者12人の検査を進める。

 東員町の50代会社員女性は感染経路不明。県内の医療機関を利用していた愛知県在住の40代地方公務員も感染が判明した。