三重県は11月23日、同市と桑名、川越、伊勢、名張、鈴鹿の6市町で20代から70代の男女11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者数は延べ732人となった。
県薬務感染症対策課によると、名張市の50代会社役員の女性は、20日に同市内で陽性が判明した会社員女性の職場関係者。21日に濃厚接触者として検体採取したところ陽性が判明した。現在は、せきや咽頭痛などの症状があり、県内の医療機関に入院している。23日時点で特定されている濃厚接触者は同居家族1人。
鈴鹿市の20代会社員男性は19日に39度台の発熱や全身倦怠感が出現。県外への訪問歴はなく、県外の人との接触歴は調査中。現時点で特定されている濃厚接触者は同居家族2人と別居家族1人、職場関係者3人。
鈴鹿市の40代会社員女性は14日からせきや咽頭痛などの症状が発生。県外の人との接触は調査中で、県外への訪問歴はなかった。現時点で特定されている濃厚接触者は別居家族1人と職場関係者12人。
24日発表分では他に、桑名市2人(80代男性、40代男性)、川越町1人(50代女性)、伊勢市2人(50代女性、40代女性)の感染が判明。5人は、陽性者の濃厚接触者または接触者として検査を受けていた。