四日市市は11月21日、同市内の20代から80代の男性3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも感染経路は不明。同市の感染者は延べ136人、三重県内では延べ687人となった。
発表によると、20代の男性は名古屋市内の専門学校に通う学生。14日に全身に倦怠感が現れ、16日から38度の発熱、17日以降は下痢やせきなどがあり、市内の医療機関を受診。抗原検査の結果、陽性と判明した。2日から16日まで土日を除き登校、7日から16日までは市内の飲食店でアルバイトや県外に友人と昼食をしていたという。現在は発熱、せきなどの症状が継続している。濃厚接触者は家族6人。
70代の自営業の男性は14日に全身倦怠感が現れ、発熱。16日から38度台の発熱があり、18日に医療機関を受診、検体を採取。20日に陽性と判明、入院した。現在は全身倦怠感が継続中。12日に市内で買い物、14日以降はかかりつけの医療機関のみを受診。濃厚接触者は家族1人。
80代の無職の男性は19日に39度の高熱があり、医療機関を受診。検査の結果、陽性と判明され、入院した。13日から17日まで市内の介護施設ディサービス2か所、18、19日は宿泊施設付きの介護施設を利用。19日には医療機関にも訪れていた。濃厚接触者は家族4人、介護施設関係者13人、接触者は介護施設関係者38人。