四日市市は10月1日、新たに四日市市内の介護施設の利用者と職員ら30代から90代の10人が、新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。9月28日に感染が確認された施設職員の50代女性の濃厚接触者をPCR検査して分かった。これで、市内の感染は延べ98人、三重県内では延べ519人となった。すでに80代の男性利用者の感染も確認されていて、市ではクラスター(感染者集団)が発生したとみている。
発表によると、感染が判明したのは施設の宿泊利用者の70代から90代の男女6人、宿泊を利用しない90代女性1人、施設職員の30代、50代、70代の女性3人。患者は県内の医療機関に入院、または入院を予定している。発熱やせきなどの症状が出ている人もいるが、重症者はいないという。
施設職員、利用者、親族らが濃厚接触者として特定されていて、接触者については引き続き調査を進めている。