三重県は9月5日、鈴鹿市の40代から90代の男女23人、津市の20代と50代の男女2人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日の感染者数は25人で、8月5日の24人を上回り最多を更新した。県内の感染者数は延べ424人となった。
県薬務感染症対策課によると、25人中23人が鈴鹿市の鈴鹿厚生病院で発生した県内6事例目のクラスター(感染者集団)関係。60代から90代の入院患者21人(男性7人、女性14人)と40代女性看護師、50代女性看護助手(津市在住)の陽性が判明した。9月5日までに病院職員ら61人と入院患者58人の計119人の検査が終了し、陽性34人(職員4人、入院患者30人)、陰性85人となった。
県内5例目のクラスターとなった鈴鹿市の特別養護老人ホーム「伊勢マリンホーム」の90代男性入所者は8月30日の検査で陰性だったが、その後発熱し、陽性になった。
津市の20代三重大医学部男子学生の感染も新たに判明した。