四日市市は8月7日、20代から50代の男女6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち市内医療機関の院長を務める50代の男性医師は6日に救急搬送後、検査で陽性が判明し、現在は集中治療室で治療を受けているという。同市内の感染者は47人、県内では延べ195人となった。
同市保健所保健予防課によると、男性医師は発熱と解熱を繰り返し、5日には39度の発熱があった。1日午前の診療以降は在宅し、診療に携わっていないという。判明している濃厚接触者は家族2人で、医療機関のスタッフや患者については調査中。
また、4日に感染が判明した20代の女性看護師の濃厚接触者調査では、新たに同僚の50代の女性看護師と、入院患者の70代女性が陽性と確認。名古屋市の感染者と同じ研修会に参加し、濃厚接触者として検査を受けていた20代の男性会社員も陽性と判明した。
この他、市外に勤務する30代の男性会社員と、市内の飲食店に勤務する20代女性も新たに陽性とわかった。