四日市市は8月1日、市内在住の10代から50代の男女計6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同日までに6人全員が県内の医療機関に入院している。県内でこれまでに陽性が確認されたのは延べ107人となった。
同市保健所保健予防課によると、新たに感染が判明した6人のうち、濃厚接触者として検査を受けていたのは2人。50代のパート従業員の女性は、7月29日に感染がわかった20代女性の同居家族。10代の女子学生は、同28日に陽性が確認された30代女性が指導する体操教室に参加していた。
他に陽性が確認されたのは、20代の会社員男性2人と、50代の会社員男性、市外の飲食店に勤務する20代女性。行動歴によると、市外のカラオケ店や運動施設の利用、市外・県外の友人との飲食などがあり、50代男性は7月22日から25日まで剣道愛好家とともに関東方面へ旅行し、同行者の中に陽性者が出たという。現時点で判明しているこの4人の濃厚接触者は、患者家族や勤務先関係者など計27人。