四日市市は7月31日、市内在住で30代の無職の女性と、 30代の派遣社員の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも28日に感染が判明した市内在住の患者女性の行動調査で接触が確認されたもので、現在は県内の医療機関に入院している。感染は県内92、93例目。
同市保健所によると、30代女性は27日以降、風邪症状や頭痛などが出現し、現在も味覚・嗅覚障害が継続。30代男性は28日以降、発熱や頭痛、関節筋肉痛などがあり、現在ものどの痛みや倦怠感などが続いている。いずれも24日に、患者女性が指導する体操教室で接触があったとみられる。
2人の濃厚接触者は、友人や勤務先関係者、スポーツ競技関係者など計27人。このうち30代女性の家族2人は既に陰性と確認されており、同保健所では残る25人のPCR検査を実施し、健康観察を行う見通し。