国際舞台へ意欲、全日本出場の相好体操クラブ2選手が四日市市長を表敬

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【森智広市長に意欲を語った(右から)泉谷敬志選手と佐々木郁哉選手=四日市市役所】

 「体操天皇杯 第79回全日本体操競技個人総合選手権」に出場する相好体操クラブの選手2人が4月10日、三重県四日市市の森智広市長を表敬訪問し、意気込みなどを語った。この大会での成績が今後の国際舞台への出場につながる一歩でもあるといい、2人とも意欲を燃やしていた。

 市役所を訪問したのは、相好体操クラブ四日市教室の泉谷敬志選手(28)と佐々木郁哉選手(22)。所属長の藤原昇平さんと競技部監督の釘宮宗大さんが同行した。大会は4月17日~20日、群馬県高崎市の高崎アリーナで開催され、決勝はテレビ放映もされるそうだ。

 森市長から大会への思いを聞かれた泉谷さんは「昨年はけがで出場できなかったので、がんばりたい」。苦手種目の少ないオールラウンダーとして活躍したいという。過去に全日本シニア団体3位の成績を収めている。

 佐々木選手は手に包帯をしての訪問だったが、「万全ではないが、床や跳馬の得意な種目でがんばりたい」ときっぱり。全日本学生体操競技選手権大会で個人総合3位の成績がある。

 2人ともクラブのホームぺージに世界を意識した目標を掲げており、今回の選手権大会がその第一歩になると考えている。今年から監督として指導している釘宮さんも「ロス五輪、または次の五輪にコミットできる選手を育てたいという気持ちでやっていきたい」と話していた。

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