三重県四日市市楠町の株式会社宮崎本店が4月9日、「県内限定大吟醸宮の雪」を同17日に発売すると発表した。同社の日本酒の最高峰といい、限定1200本の販売(シリアルナンバー入り)。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2025」のプレミアム大吟醸部門で4年連続となる金賞を受賞したという。
酒米「山田錦」を38%まで磨き上げ、鈴鹿山脈の伏流水を使って極寒期に蔵人が酒造技術のすべてを注ぎ込んだ酒という。まろやかな甘味とフルーティーな香りが特徴だという。
大吟醸は酒づくりに携わる人たちが、「最高のお酒を」と心をひとつにして完成させるものだそうで、かつてはブレンドにも使われたが、「こんなにいい酒を混ぜるのはもったいない」と、そのまま飲んでもらおうと決めたのが、この酒の始まりなのだという。
500ml入りで1本あたりの税込み希望小売価格は2178円。近鉄百貨店やイオン、マックスバリュ、スーパーサンシや酒専門店などで販売される。