企業版ふるさと納税で福祉に寄付、日本生命保険相互会社が四日市市へ

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【贈呈式に臨んだ日本生命保険の前畑景子四日市支社長(左)と四日市市の岡本結華健康福祉部保健衛生担当部長】

 日本生命保険相互会社(大阪市中央区)が企業版ふるさと納税の制度を活用して三重県四日市市に寄付をし、3月12日、会社側から目録を、市からは感謝状を贈る贈呈式があった。市は、介護予防などの活動でミーティングの時に使えるネットワーク対応コピーボードを購入する費用に充てるという。

 贈呈式が市役所であり、日本生命保険から四日市支社長の前畑景子さん、市から健康福祉部保健衛生担当部長の岡本結華さんが出席した。

 コピーボードは、介護予防の相談や、認知症と診断された人が前向きに生活できるよう支援している市介護予防等拠点施設「ステップ四日市」で活用されるという。ボードに書かれた内容をプリンターから印刷することができ、高齢者の人が自宅で印刷されたものを復習することで、認知症の予防に役立てることが期待できるという。

 同社の四日市支社は認知症や介護などの保障サービスを提供しているが、地域貢献活動にも前向きに取り組んでいるという。前畑支社長は「市民のみなさまのお役に立ちたいと思い、今回の寄付がステップ四日市の活動に役立てられることをうれしく思います」などとコメントした。(写真は四日市市提供)

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