梅の花、見ごろ迎えにぎわい 鈴鹿の菅原神社 メジロの姿も

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【見ごろを迎えた菅原神社の梅林】

 鈴鹿市と四日市市の市境に位置する梅の名所、菅原神社(鈴鹿市国分町)の梅が見ごろを迎え、早朝から訪れた人の目を楽しませている。


 菅原神社は、四日市市のあすなろう鉄道内部駅から車で5分ほどの場所にあり、学問の神菅原道真坐像をご神体としている。氏子や参拝者から寄贈された約350本の枝垂れ梅が咲き、白、薄紅、濃い紅色まで色鮮やかな梅が楽しめる。


 8日午後3時ころに訪れると、多くの人で賑わっていた。鮮やかなピンクのドレスを着てティアラを着けた「コスプレイヤー」が写真を撮るなど、老若男女問わず気軽に花見を楽しめる場所だ。

 筆者が期待していたメジロの姿は見られず、駐車場の案内をしていた人に聞くと、「人が少ない朝7時半頃が狙い目」と教えてもらった。

〔メジロの姿も〕 

 9日午前7時ころに着くと、既にカメラを持った数人が梅林にいた。小鳥のさえずりが聞こえたが、まだ朝日が昇り切らず梅林は日影。7時半になると、山の方から10羽ほどのメジロが梅林に下りてきた。音を立てて近づくと逃げてしまうため、静かに近づき望遠レンズで撮影した。

 撮影に来ていた60代の男性は「メジロもまだ人に慣れていないので、逃げてしまう。満開になるとメジロも人に慣れてくるので、あと数日経つと撮影しやすくなるのでは」と話していた。同神社では3月中旬まで、梅まつりが開催されている。

〔駐車場も休憩所も完備されている〕

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