中国・天津市との友好都市ロゴマークを発表、45周年記念し四日市市

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【天津市との友好都市提携45周年記念のロゴマーク(四日市市提供)】

 三重県四日市市は、中国・天津市との友好都市提携が今年、45周年を迎えることを記念し、ロゴマークを作成した。「順風満帆」に進む船のデザインで、帆に両市のシンボル的な風景の絵柄を描いている。職員の名刺などに印刷するなど、友好機運を盛り上げたいという。

 森智広市長が3月7日の定例記者会見で発表した。ロゴマークの案は公簿し、市内外から寄せられた40点の中から、愛知県春日井市在住の近藤美怜さんの作品に決まった。近藤さんは印刷会社に勤める20歳代のデザイナー。偶然、四日市市出身者だったという。

 作品は、友情の意味の英語「フレンドシップ」の「シップ」と船の英語「シップ」をかけて、風を受けて進む船の帆に両市のランドマークといえる景色を描いている。こにゅうどうくんが笑顔で両市の間をつなぎ、友好都市ロゴマークと45周年記念ロゴマークの2種類がある。45周年記念のロゴマークでは、「5」の中に、こにゅうどうくんが隠れているなどの工夫もある。

こちらは有効都市ロゴマーク(四日市市提供)

 帆に描かれた右半分の絵は、天津市内にあるテレビ塔「天津タワー」と、橋の上に建設された観覧者「天津之眼」だそうで、左半分の四日市市の絵にはコンビナートの煙突やガスタンクが描かれているという。

 市によると、45周年に向け、森智広市長が初めて天津市を訪問することや、青少年スポーツ交流団の派遣などが計画されているという。

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