2024年分の確定申告が2月17日スタートし、四日市税務署の申告会場になっている三重県四日市市鵜の森1丁目のユマニテクプラザ3階にも多くの人が訪れた。同税務署は、自分のスマートフォンやパソコンを使って申告作業ができるe-Tax申告を勧めており、会場で使い方を教えてもらいながら申告作成を進める年配の人も多くみられた。
会場の担当者によると、初日ということなのか、あまりないことだが、開場より1時間半ほど早い午前7時半ごろから並んだ人もいたという。申告会場は3月17日までで、土日祝日を除く午前9時~午後5時の開場。入場には入場整理券が必要で、LINEアプリで事前に入手するか、会場で午前8時半から配布する当日券を手に入れる。1日の入場は400人ほどだという。
e-Tax申告をしたい場合は、自分のスマートフォン、マイナンバーカードが必要で、発行時に設定したパスワードと利用者証明電子証明書(数字4桁)も必要になる。また、申告作成に必要な源泉徴収票などの書類も持参することになる。これらをそろえて申告作成をすると、担当者によると、早い人だと30分から1時間ほどで作業を終えられるという。
作成方法が分かれば、来年からは24時間、どこからでも国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」からe-Tax申告が可能になるという。
この日は、四日市南署員が特殊詐欺の被害と交通事故の両方をなくそうと、飲酒運転の怖さや、特殊詐欺の注意点を書いたチラシや反射バンドなどを入れた啓発袋を200人分用意し、申告に訪れた人に配布した。