四日市市は2月7日、2005年に四日市市と当時の楠町が合併し、「新 四日市市」となって20周年を記念した式典と講演会を四日市市文化会館第2ホールで開いた。会場には、市内から多くの人が訪れ、「20年前の2月7日」に始まった新しい市の歩みを振り返った。
冒頭では、同市の森智広市長があいさつ。「20周年という特別な節目を皆様と迎えられることをうれしく思います」などと話した。また、四日市市新市誕生20周年を記念し、「#ええとこやんか四日市。」をテーマに市内のおすすめの人、もの、グルメ、風景などを写した作品を募集、フォトコンテストを実施し、195作品の応募があったという。優秀作品に3点、最優秀作品に1点が選ばれた。
式典では、フォトコンテストの応募作品の一部を上映。講演を前に、石原良純さんがプレゼンターとして登場し、受賞者に表彰状を手渡した。
石原さんは「魅力的な街について」をテーマに話を展開。マラソンを趣味とし、ロケなどが全国を回る中で、訪れた街で走ることを楽しみにしていることや、その土地で味わう食事、歴史など魅力を見つけることについて話した。日頃からテレビ番組で馴染みである石原さんのユーモア盛りだくさんのトークに、来場者は笑顔で聞き入っていた。