ENEOSマテリアルが企業版ふるさと納税で四日市市に寄付、子どもの遊具などに

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【感謝状を手にするENEOSマテリアルの中山哲・四日市工場長(右)と森智広市長=四日市市役所】

 子どもたちに使ってもらえるものをと、株式会社ENEOSマテリアル(本社・東京都港区)が1月27日、企業版ふるさと納税の制度を活用し、三重県四日市市に寄付をした。市は、すべり台、カヤック、太鼓セット、大型絵本、電波太陽電池時計などの費用にあてる方針だ。

 感謝状贈呈式がこの日あり、同社の中山哲・四日市工場長から森智広市長に目録が贈られ、森市長から感謝状が中山工場長に手渡された。中山工場長は「社内のモチベーションを高めてくれる、このような貢献ができてうれしい。私たちの寄付によって、その分、税がほかに回って、子どもたちのために使われることを願います」とあいさつした。社内アンケートでも子育て関係への関心や要望は多いそうだ。

 森市長は「市全体の子どものことまで考えていただき、ありがとうございます。これからも、多くの企業から子育てなどで支持される自治体であり続けたいと思います」などとお礼を述べた。

 今回、同社からは「子どもと子育てにやさしいまちに向けた環境整備事業」への賛同で寄付(金額は非公表)がされた。市の提案により①橋北子育て支援センターに屋外用小型すべり台を設置②少年自然の家にカヤックを導入③公立保育園・幼稚園に平太鼓セット④各園や幼児教育センター、子育て支援センターに大型絵本⑤少年自然の家に電波太陽電池時計を設置、の五つの費用になるという。

屋外用小型すべり台のイメージ(四日市市提供)
カヤックのイメージ(四日市市提供)

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