「白蛇」の大絵馬がお目見え 四日市市の能原神社 八郷西小のクラブ活動「筆あそび筆まなび」で制作

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【白蛇の絵、開運の文字などの大絵馬と「筆あそび 筆まなび」の児童、神社の関係者ら=四日市市中村町】

 来年の干支「巳」にちなんだ大絵馬が四日市市中村町の能原神社に飾られている。八郷西小学校のクラブ活動「筆あそび筆まなび」に参加する児童が取り組んだ作品で、4年生3人と6年生4人が協力して仕上げた。

 このほど完成させた大きな絵馬は、縦90センチ、横180センチほどの大きさの板に、アクリル絵の具を使ってイラスト、文字を描いた。6年生の児童を中心に、「開運」の力強い文字や縁起が良いとされる白蛇の絵を描いた。普段は紙に文字を書いたりすることがほとんどで、大きな板を使った作品に取り組んだことは貴重な経験となったそうだ。   

 絵馬は神社の関係者によって、社殿の賽銭箱上のいわば特等席に飾られた。12月24日には神事が執り行われ、児童らも参加。神社の関係者らから「ありがとう、またお参りに来てな」などと声をかけられていた。

 飾られた絵馬を見て「バランスが難しかったです」「白蛇がきれいに色を塗ることができたのでうれしい」と作品作りを振り返る児童ら。「皆で力を合わせたらこんなに大きな作品もできるやなあ」と飾られた大絵馬を見ながら、「初詣が楽しみです」と笑顔で話していた。

 クラブ活動では、1学期には、動物に漢字を書いて、読み仮名とイラストなどを書いた半紙を集めた「漢字動物園」の作品作りに励んだ。3学期には「お世話になった人」への思いを込め、手作り卒業証書を制作する予定もあるそうだ。 

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