三重県の近鉄百貨店四日市店で12月26日、年末年始の企画「体感!ふれあい開運動物園」が始まった。2025年の干支では白ヘビ、金ヘビ、紅白ヘビをそろえたほか、幸福につながるフクロウ、「無事帰る」のカエル、初夢に見たい鷹(タカ)、長寿の象徴カメなど、いいことがありそうな動物が集まった。アルパカは同店初登場で、1日2回の記念撮影会が大人気だ。1月7日まで。
年越し企画としては2年ぶりの「ふれあい動物園」で、今回は20余種の動物たちがやってきた。ワシミミズク、メガネフクロウ、メンフクロウなどの鳥は止まり木でおとなしく、かなり近くから見ることができる。アカアシリクガメ、アルダブラゾウガメ、ケヅメリクガメなどがいるカメの遊び場では、甲羅をさわったりもでき、モルモットやウサギの「ふれあいコーナー」では、小さな子どもたちも怖がらずに背中をなでたりしていた。
注目のアルパカは、ふさふさとした毛に包まれた外見が人気。名前は「ミルキーちゃん」で、前日、荷物用のエレベーターで店内に入ったが、とてもおとなしくしていたそうだ。
初日の1番で記念撮影したのは暁小学校5年の山下壮さんで、アルパカの首に抱き着いて、お母さんと写真に収まった。「もこもこして、あたたかかった」。アルパカに会いたくて、お父さん、お母さんと会場に駆け付けたという。
期間中は、毎日午前10時半と午後3時に「アルパカと一緒に写真を撮ろう!」が開催される。各回先着30人で、整理券が30分前に会場内で配られる(午前の整理券は入場券売り場で配布)。カメラなど撮影機器は用意が必要だ。
会場では、白のポールパイソンと、白に金(黄色)模様のポールパイソン、紅白の模様にも見えるコーンスネークが展示されており、白ヘビを首に巻いての記念撮影が午前11時半、金ヘビとの撮影が午後2時から。タカのハリスホークは午後1時、フクロウとの撮影は午後4時。それぞれの記念撮影も先着30人で、こちらも会場内で配布される整理券が必要だ。
「ふれあい動物園」の入場料は大人(中学生以上)1000円、こども(3歳~小学6年生)600円。入り口付近では同時開催の「わくわくワークショップ」があり、24種類のアクセサリーや飾り、置きものなどをつくることができる(参加費必要)。日によって開催ショップが異なるため、ホームページやチラシなどで事前の確認を。