四日市ロケの藤原さくら主演 中京テレビドラマ 12月29日に放送 

【主演の藤原さくらさん。四日市あすなろう鉄道に乗っている場面(©中京テレビ)】

 シンガーソングライターの藤原さくらさんが主演で、中京テレビ製作のドラマ「迷子のわたしは、諦めることもうまくいかない」は四日市あすなろう鉄道の駅や、水沢地区の茶畑など四日市市でロケが行われた。12月29日午後4時5分から放送される。

【四日市市富田一色町の「四日市ヒモノ食堂」でのシーン(©中京テレビ)】

 ドラマのプロデューサーが四日市を訪れた際に、あすなろう鉄道の車窓から見た風景など、地元に帰ってきたようなあたたかさや空気を感じたことがきっかけで、ロケ地に決まった。数々の映画やドラマのロケ実績のある同市の協力で11月末にロケが行われた。

【羽津山緑地展望台(©中京テレビ)】

 ドラマは30歳を目前とした藤原さん演じる吉永凛子の想いを軸に様々なシーンが描かれたヒューマンストーリー。主演の藤原さんは四日市を訪れるのは初めてで、ロケ前に「観光名所だけでなく、四日市のディープな一面も楽しんでもらえると思います。行ってみたいと思ってもらえる作品になるよう、まずは私が思い切り四日市を楽しもうと思います」と語っていたそうだ。

 あすなろう四日市駅でのロケ中に、駅で売っているあすなろう鉄道グッズが気になってしまい、ロケの合間にキャストもスタッフもグッズを買っていたという。赤堀駅に佇む大きな木が映像的に素晴らしく、急遽駅でのシーンを追加することが決定。藤原さんも立派な木を見て感動していたそうだ。

【急遽追加で撮影が決まった赤堀駅にある木】

【ストーリー】

 吉永凛子(藤原さくら)は30歳を目前に急な有休休暇をとることになり、一人で酒を飲み終電を逃してしまう。タクシーで家に帰ると、スマートフォンの画面がバキバキに割れてしまっているのを見て、全部嫌になり、思い立って四日市への旅行を決める。四日市への旅を決めたのは、あすなろう鉄道の運転士で、かつて同じ団地に住んでいた初恋相手の青年・杉内翔平(吉田仁人)に「あること」を聞くためだった。杉内や四日市で出会った人々との繋がりや会話、四日市で見た景色を通して凛子の想いは…。

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