すわ公園交流館で昭和写真展 まちなかの懐かしい日常風景展示

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【昔の写真に見入る子どもたち=四日市市諏訪栄町】

 すわ公園交流館(四日市市諏訪栄町)1階ホールで、「まちなか文化祭昭和写真展 なつかしのスワ」が2025年2月28日(金)まで開催中だ。昭和の四日市市街や諏訪公園周辺を中心とした味わい深いモノクロ写真が展示され、来館者の目を引いている。観覧無料。

 まちなか文化祭実行委員会(久安典之実行委員長)が制作した4面に展示ができ、キャスター付きで移動も容易な「アートBOX」に、額に入れられた「24枚の写真」が展示されている。1面につき6つの額が掛けられ、そのうち2つの写真はスライドショーになっていて、刻々と移り変わっていく。1面6つの額のうち、2つはデジタルフォトフレームで、展示写真は全部で59枚だそうだ。

 1960年7月の水害で冠水した諏訪新道の様子や、美空ひばりのポスターが掲示された映画館前、「歌のびっくり箱」「クイズ合戦」と題されたイベントに集う人々の姿、自転車に乗って談笑する学生、はたまた電信柱につながれた牛の写真もある。訪れた人からは、「おもしろい」「昔はこんなんやったんや」などの感想が聞かれるという。

 同交流館の開館時間中はいつでも観覧可能。開館時間は午前9時半から午後6時30分。月曜休館(祝日の場合、翌火曜日)。12月29日から1月3日は休館。問い合わせは同交流館TEL059・350・8411へ。

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