黒木華さん主演で、四日市や桑名市などでロケが行われた映画「アイミタガイ」。11月1日(金)から、109シネマズ四日市(四日市市安島)やイオンシネマ桑名(桑名市新西方)など、全国の映画館で公開される。ロケが行われた場所を紹介する。
〔四日市のロケ地〕
四日市でロケが行われたのは、諏訪公園近くの商店街にある「三重うまし国横丁四日市宿 おいないさ」。四日市市の中心にあり、黒木さん演じる梓の恋人の澄人が、会社の宴会に参加するシーンとして撮影された。澄人役の中村蒼さんが、店を訪れた。店内に映画のポスターがたくさん貼ってある。
現在ロケ地を巡るスタンプラリー開催中で同店のその対象の場所になっている。参加方法はスマホアプリ『COCOAR』を無料ダウンロードし参加する。スタンプを1つ以上集めて応募すると抽選で豪華景品が当たる。
スタンプラリーの対象外だが、四日市市の相生橋(同市高砂町)でもロケが行われた。澄人が梓に見せるコンビナート夜景の写真を撮るために訪れた場所。国道23号線を東に少し入った場所で、道幅の広い橋で歩道があるので、立ち止まって、同じ風景を撮影することもできる。橋から眺める遠景のコンビナートと地元の漁船、水面と民家のコラボレーションが見事な構図の写真が撮影できる。
〔映画のストーリー〕
「アイミタガイ=相身互い」は誰かを思ってしたことは、巡り巡って見知らぬ誰かをも救い、やがて自分の元に返ってくるという意味を持つ。映画は、ウエディングプランナーとして働く梓(黒木華)の元に、親友の叶海(藤間爽子)が亡くなった知らせが届く。梓は交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前叶海とかわしていたトーク画面にメッセージを送り続ける。
〔桑名市のロケ地〕
映画の舞台は桑名市が中心で、桑名駅(桑名市東方)、駅に隣接する旧桑栄メイトとペデストリアンデッキ、六華苑(桑名市桑名)隣接のレストラン「Rooca」、寺町通商店街などで行われた。桑名駅は10月5日に黒木さんと草野翔吾監督が訪れイベントを開催した場所だ。改札口付近に映画のポスターが貼られている。
誰かが誰かの事を思ってしたことが、思わぬところで、別の誰かを幸せにするストーリーで、見た人の心を温かくする。映画を見た後にロケ地を巡ると、映画の世界観に浸れる。