三重県四日市市は、市の将来のまちづくりの指針となる市総合計画の中間見直しをしており、その内容について知ってもらうシンポジウムを12月に開催する。CBCテレビの解説委員兼アナウンサー大石邦彦さんが基調講演をするほか、海星高校の生徒がまちづくりへの提案を発表、市長と市民のパネルディスカッションもする。現在、聴講希望者を先着順で募集している。
森智広市長が定例会見で説明した。シンポジウムは、12月7日午後1時半から同4時まで、市役所隣の市総合会館8階視聴覚室で行う。聴講の対象は市内に在住、在勤、在学の人で、150人程度を募集する。
現在の総合計画は2020年度~2029年度を対象にしており、今年度は5年目を迎え、折り返しを迎えている。市は、これまでの取り組みの進捗状況を検証し、社会情勢の変化などを踏まえながら、次の5年間の計画について、重点的に取り組むべき内容を検討している段階だ。
将来の四日市のまちづくりにとって重要な計画づくりでもあるため、市は市民にも関心をもってもらい、一緒に考えてほしいと考え、今回のシンポジウムを企画したという。
当日は、総合計画の見直しの内容について説明をしたあと、大石さんが「まちの魅力」をテーマに講演する。海星高校の提案、パネルディスカッションを通して、高校生の提案なども含め、若い世代の人にも聞いてほしいと考えている。
聴講申し込みは、FAX(059-354-3874)か、専用フォームから申し込みができる。問い合わせは市の政策推進部政策推進課(059-354-8112)へ。専用フォームは以下のアドレスへ。