近鉄四日市駅前に姿を見せつつある「円形デッキ」。ほぼ4分の3の連結が終わった橋桁に上って、変わりつつある四日市の市街地を見てみようと、四日市市が歩行体験会を開く。開催日は11月9日で、希望者の申し込み受け付けを10月15日から先着順で行う。
円形デッキは、中央通り再編事業のシンボル的な建造物で、橋桁の第1期架設工事が終わり、近鉄百貨店側の残り4分の1の架設が11月には始まる予定。2025年に入ると全体の屋根など上屋の工事が始まり、12月10日ごろ完成の予定だという。その後、周辺との接続などの工事も始まる。
歩行体験会は、「まちを眺める上空のニワ」となる円形デッキの上を一足先に体験してもらおうとの狙いで、市と工事を担当している大成・信藤、中村特定建設工事共同企業体が開く。11月9日午前10時からの第1部と同11時からの第2部で、どちらも所用時間は約45分。雨天の場合は同月16日に順延する。先取り歩行体験のほか、中央通り再編事業や円形デッキの工事の説明、クイズ大会、写真撮影などが準備されている。
四日市市在住、通勤、通学の小学生以上が対象で、小学生は保護者の同伴が必要。定員は各部とも40人程度という。申し込みはhttps://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1727395731438/index.htmlの案内から(開始は10月15日)。