貝合わせで遊ぶ企画も 四日市市楠歴史民俗資料館 9月28日に夜間特別開館

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【学芸員が絵柄を描いた貝合わせに使う貝(四日市市立博物館提供)】

 四日市市楠歴史民俗資料館(同市楠町本郷)は9月28日、午後2時から同7時半まで、秋の夜間特別開館を実施する。ワークショップ「貝合わせで遊ぼう!」やフルートホルンのデュオ「志咲~SHIEMI~」によるコンサートなど盛りだくさんの内容だ。

 午後2時から同7時までは、プラ板作りや昔の遊び体験、語り部による館内案内がある。また、焼きイモやくじ、かき氷、たませんなどの販売もある。

 ワークショップとコンサートは無料で楽しめる。平安時代の貴族の遊び「貝合わせ」を楽しむワークショップは午後2時半から同4時までで、使用される貝殻は四日市市立博物館の学芸員が四日市市や楠にゆかりのあるものを描いた。「四日市あすなろう鉄道」や「大入道」、「鯨船」などが繊細で色鮮やかに描かれた全20種の絵を楽しめる。「志咲~SHIEMI~」によるコンサートは午後5時半から同7時まで。

 午後5時から同7時半までは、行灯祭で同資料館が彩られる。問い合わせは同資料館TEL059・398・3636へ。