障害のある人が地域資源を知ることのできる、共生社会をテーマにしたイベント「暮ら資源★フェス2024」が9月16日、四日市市勤労者・市民交流センター(同市日永東)の多目的ホールで開かれた。
福祉関係の事業所などが有志で集まって実行員会を立ち上げ、企画された同イベント。開始と同時に会場は多くの人でにぎわった。
会場には、グループホームやシェアハウスの紹介、作業所や就労支援事業所の物販、手作り品の販売があった。四日市市城西町の喫茶店「ヴァンセンヌ」の出張販売などイベントに賛同した企業や店が出展。イベント中には、来場者向けて話すPRタイムもあり、注目を集めていた。
午後からは講師に相談支援専門員の杉田宏さんを招いたセミナー「障害のある人の暮らしを支える人たちとサービスについて」、株式会社あんどの代表、友野剛行さんが「”居住支援法人”を社会資源にしよう」をテーマに話をした。実例を交えた内容などを来場者は熱心に聞いていた。