空手の世界大会で優勝、準優勝 選手らが市長に結果報告 四日市の新撰会と一心塾

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【メダル、表彰状を手にする選手の皆さん=四日市市諏訪町】

「第3回世界硬式空手道選手権大会 2024 TOKYO」に出場した四日市市内に道場がある北勢波動流新撰会と北勢波動流一心塾の選手らが9月13日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長と四日市市議会の伊藤嗣也副議長に大会の結果報告をした。

 同大会は8月2日から4日に、東京都の国立代々木競技場第二体育館で開催。形、組手で年齢や体重別で試合が行われた。同大会では、新撰会から出場した國分沙和さんが個人形有段女子18歳以上クラスで優勝、早瀬心絢さんが個人形女子14歳-15歳クラスで優勝、早瀬百花さんが組手女子16-17歳60kg以下クラスで準優勝、組手男子12歳-13歳無差別級クラスで伊藤玲空さんが準優勝した。一心塾から出場した村西めぐみさんは組手女子40歳以上無差別級で準優勝、個人形女子16-17歳クラスで渋谷菜々美さんが準優勝した。

 個人形有段女子18歳以上クラスで優勝した國分さんは「緊張したけど、去年よりも成長した形ができました。去年、決勝で負けた相手に勝ってリベンジできました」と大会を振り返る。個人形女子14歳-15歳クラスで優勝した早瀬心絢さんは「めっちゃ緊張したけど目標としていた世界一になれました」と笑顔で話していた。

 新撰会の山﨑英則会長は「選手たちが努力してきた結果を残せたことをうれしく思います」と選手らを労った。大会での様子などを聞いた森市長は「世界大会での優勝、準優勝おめでとうございます」などと讃えていた。