「思わず写真、撮りました」 四日市で花火大会の打ち上げ試験実施 見え方や安全性検討

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【四日市市新正付近から撮影された花火(提供写真)】

 四日市花火大会打ち上げ試験が8月24日、予定通りに実施された。

 四日市花火大会は、2022年までは霞ケ浦地区で開催され、約4,000発を打ち上げ、スターマインなどの演出もあった。調査には、事前に募集し抽選で選ばれた市民らが調査員として参加した。試験の実施に伴い、四日市市千歳町を中心に交通規制があった。

 四日市市内に住む会社員の女性は試験があることを事前に知っていたという。午後8時ころ、音が聞こえたため、海の方角を見ると、色鮮やかな花火が視界に飛び込んできた。思わずスマートフォンで撮影したそうで「きれいに見えましたね」と撮った写真を見ながら笑顔で話していた。

 海上でも打ち上げ会場候補地付近では、規制区域が設けられた。試験では、花火の見え方や来場の安全性、警備や交通規制などを検討する。