新感覚の就活イベント 学生と企業が協同で8月29日開催 参加者募集中

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【イベントをPRする学生と担当者=四日市市諏訪栄町】

 三重県に特化した採用支援サービスを展開するO-GOE(四日市市広永町)の、三重とつながる学生応援事業「みえプラス」。今年度、同スタッフとして活動中の学生メンバーが、参画企業3社と協同し、新感覚の就活イベント「学生と社会人ごちゃまぜ大交流会」を8月29日(木)午後1時10分から同2時40分まで、同市安島のじばさん6階ホールで開く。同19日まで参加者を募集中だ。

 企業担当者と学生が一緒に考えたイベント内容は、動物キャラ診断、匿名質問会、三重のスイーツを食べながらの交流。愛知みずほ大学3年の中西佑芽さんは、「就活は堅苦しいイメージ。ライトで楽しい内容にしたいねと企業さんと話し合いました」、鈴鹿医療科学大学4年の江藤優陽さんは、「手を挙げて質問するのは難易度が高いが、匿名なら気軽にできるのでは」と話す。参加者の質問を箱に入れて、くじ引き形式で採り上げる。「年商、年齢層、女性の活躍等なんでも聞いてもらえれば」と参画企業シンエイテクノの担当者。

 広報として、短尺動画に特化した若者に人気のSNS「TikTok」の投稿にも力を入れている。学生らとダンスに挑戦したミライリスホールディングスの担当者は「自分の学生時代と違いを感じるが、全力で理解に努めたい」、江南化工の担当者は「今の学生の姿がわかって新鮮。採用に生かしたい」と話す。「ぜひ見てほしい」と学生らは口をそろえてPRした。

【ショート動画を撮る学生と担当者=四日市市諏訪栄町】

 今春大学に入学した1年生もスタッフとして奮闘するみえプラス。同交流会の参加対象は、専門学校から大学院までの学生。定員20人で参加無料。専用フォーム(https://www.mieplus.jp/news/%ef%bc%8a%e3%81%bf%e3%81%88%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97pj%ef%bc%8a%e5%ad%a6%e7%94%9f%e3%81%a8%e7%a4%be%e4%bc%9a%e4%ba%ba-%e3%81%94%e3%81%a1%e3%82%83%e3%81%be%e3%81%9c%e5%a4%a7%e4%ba%a4%e6%b5%81/で申し込む。